■最終回 433,920km(2020.8.19)■
カングーラストツアーは 熊本近郊ロケでした
| ■とうとう乗り換えとなりました |
| クソ暑い夏になりましたね。コロナ禍ではいろいろ不具合もありますが、なんとか生きてます(笑) |
| 以前のみかんぐ〜から数えると、合計20年60万キロを共にしたカングー。ここにきてお別れすることになりました。 |
| 特にこれといったトラブルがでたワケでもなく、この夏にフツーに車検を迎える予定でしたが、ざっくり見積もりをと |
| ディーラーに相談にいったところ、ボチボチ交換してたほうがよさそうなトコやその他もろもろ出てきて金額も結構な |
| ことになりそうだとのこと。ゴト車として使ってて整備もされてるが、今後出先でのトラブルが出てくる可能性も無い |
| わけではなく続投もいかがなものかとの意見。 |
| カラダが完全にカングーのヒトになってしまってるのでどうかとも思いましたが、タマタマ良い出物がありましたので |
| 中古ですが他車に乗り換えすることになりました。いままでカングーありがとう、そしてごくろうさまでした。 |
| ここのところ動画の仕事も増えまして、忙しくしててナカナカ更新もできてなかったんですが、資料からふりかえって |
| みると、こんな感じです。あ、直結配線したアクセルペダルはその後再発無く任務完了しました。 |
| その他の出来事といえば以下のとおり。 |
| 372,488km オイルフィルターから盛大にオイル吹く |
| 374,224km リヤショック左右交換(ビルシュタインB4) |
| 377,523km バックランプスイッチ、シャフトブーツ交換、スタビエンドブッシュ、パワステプレッシャー |
| スイッチの交換 同時期にテールランプ配線の直結化 |
| 389,450km 車検整備 |
| 400,100km エンジンマウント3箇所交換 (社外パーツにてセルフ整備) |
| 404,553km タイミングベルト一式の交換 |
| 404,730km クーラント漏れ ラジエターパイプ交換 |
| 427,479km ヒーターコア交換・ダッシュボード脱着 |
( 定期的なオイル交換やブレーキパッド交換等は除く) |
■オイル噴出事件 |
| オートポリスで取材中にレーシングドライバーのラーマン山田氏から「なんかもれとるヨ〜」と指摘をうけてたことで |
| チェックしたところ、オイルフィルターが若干ゆるんでてオイルが漏れてたのを確認。とりあえず手締めで漏れは |
| 止まったので大丈夫とタカをくくっておりました。あそこは手も届きにくく整備しにくい場所でもあります。 |
| それから1週間後。 |
| 鹿児島での撮影の帰り、現場を出てすぐの交差点でオイルチェックランプ点灯。 |
| 路地に駐めて確認してみると、オイルフィルターのパッキン(Oリング)が外側に飛び出し、そこから盛大にオイルが |
| 噴出しておりました。 |
| 近くのルノー鹿児島に緊急出動を要請し、積車でディーラーへ入庫。とりあえずフィルターを換えてオイル追加及び |
| エンジンルームクリーニングを行ってもらい、おそるおそる帰途につきました。 |
| フィルターがゆるんでたときに接触面にサビが浮いたようで、その為に密着不良となってオイルをふいたようでした。 |
| なぜ緩んだのかは不明ですが、ナカナカ聞いた事ない症状でありました。このときでカングー2回めの積車体験でした。 |
カングーも生産止まってからは社外品のパーツを入れる業者もでてきて、オークションやらネットにて普通に購入して |
| セルフ交換整備もやりました。社外パーツは純正パーツとくらべて半額〜7割程度で購入でき、作業可能な方であれば |
工賃等をおさえることもできます。ただ、自己責任とはなりますので、腕に自信のある方に限られますが。 |
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| 上側エンジンマウント 旧/新 | ヴェレーノ製LED H4バルブ | |
| 旧いのはだいぶツブれてますね。 | 明るくカットオフラインも出る逸品 |
| いろいろ使ってみたヘッドライト用LEDバルブですが、取材で伺ったヴェレーノさまより商品提供をうけました。 |
| 取材中のおハナシの中で、かなりこだわって開発されていることや、商品に絶対の自信があるとのことで使用させて |
| いただきました。カングーには別途リレーハーネス必要になりますが、すばらしい配光と明るさ、見易さで、現状では |
| 最高クラスの逸品といえます。ちょっと他とは違います、おすすめします。 |
| ■テールランプ配線の直結化 |
| ブレーキ踏んだらウインカーが点灯するなどおかしな症状、だいたいテールランプのカプラーの配線が逝ってることが |
| 多いようです。カプラーの経年変化による接触不良でスパークが飛んだ等で誤作動してるようですが、交換するより |
| 直結したほうが安心だと(整備性はおちますが) いうことで、カプラ外して半田付けしました。 |
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| 端子がスパークで黒くコゲてます | ケーブルを延長してハンダ付けしたトコは | |
| 溶けかかったりした部分もありましたので | シュリンクチューブ等で絶縁保護します | |
| 手前でケーブルをカットして直結します | ||
| ■最後に |
| いままで15年にわたって乗り倒してきましたが、思ってたより不具合も少なかったんじゃないかと思います。 |
| 近々ではフロントの足回りのブッシュやらボールジョイント等を起因とする音やガタつき、エアコンのコンプレッサー |
| のベアリングからの異音、スライドドアのウインドウストリップの縮みによる雨漏り、 ヒーターコアからの水漏れなど |
| ちょこちょこありましたが、走行距離を考えれば仕方ないところもありますね。 |
| とはいえ概ね優秀だったと思います。 |
| 大きさや使い勝手、かもしだす雰囲気。後年この型のカングーは名車といわれるだけの存在になりうると思います。 |
| ちなみに次車ですが、現行の2台目カングーに興味のない自分としては、同じルノーグループのDACIAブランドに奔ると |
| いう方法も考えましたが、時期や先立つ物も乏しい故、馴染みのルノー乗りの方が手放すという車両を受け継ぐことに |
| なりました。格安個人売買でコレはコレで嬉しいもんです。 |
| 初めてファーストカーでのAT車ですが、乗り味はいかがでしょうね。コレもやんわりレポートしたいと思います。 |