■年明け大整備 207,920km(2012.4.3)■ | |
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いかにも近所ですませた写真!! | |
■20萬キロ定期整備 |
実際のところ、ここまで距離乗ってしまうとは考えてもなかったんですが、現行型カングーはサイズの面で仕事を中心で |
使うには大き過ぎるうえ(特に全幅)、動力性能もちょっとどうかなと思ってなかなか踏み切れないでいました。 |
それならばと、もうちょっと乗り続けるのに大掛かりにメンテナンスしてみる見積りをお願いしてみると、予想より安価 |
に出来るとのとだったので現役続投決定。カングーエクス・コンパクトにもちょっと触手が動きましたが、短いだけで |
問題の幅は変わらないのと1ナンバー貨物車になるということでイロイロ問題も出てきてやっぱり却下ということで。 |
旧型カングーからの乗り換えにはいよいよ選択肢がなくなってきましたね。 |
大掛かりなメンテとはいっても、通常サイクルの整備がタイミング的に重なるのと、エンジン下ろすのなら一緒にやると |
手間が省けるということでまとめてやったもらっただけです。確かに金額もまとまってましたケドね、うひひ。 |
内容としてはタイミングベルト類はもちろん、前回の交換からしばらくたつブレーキ、初の交換となるクラッチOH他 |
マウント類の交換といったトコです。 |
整備後のパーツを見せてもらったり状況をうかがってみると、意外なことに予想に | |
反して痛みや摩耗が少なかったようです。 | |
無交換でここまで使い続けたクラッチも、レリーズベアリングの痛みはあったものの | |
クラッチディスクは使用限界の半分ほど。カバーもヘタってはいるけれど問題ない |
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レベルだったもよう。クラッチワイヤーもササクレ等痛みはなかったようです。 | |
エンジンマウント類も距離の割には痛みが少なく、トルクロッドのブッシュも割れは | |
出てない程度。ブレーキにいたっては前回の交換が115,000kmですから85,000km | |
程使ってパッド残が4mm程とまだまだ。同時交換したローターはさすがに段付きに | |
なってました。共に今回交換です。 | |
ブレーキといえば後ろにもありますが、このリアブレーキ、ドラム式ですからホント |
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摩耗しないもようです。それなりに減ってはいるんでしょうが、過去のデータを確認 | |
しても30,000kmで0.5mm減るか減らないかといった具合。ということで後ろは | |
交換見送りです。20萬km以上無交換でいけるのは、ある意味スゴイことかも。 | |
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■今回の作業■ | |
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タイミングベルト一式の交換 ¥53,040 | |
クラッチオーバーホール エンジン脱着 ¥139,740 | |
Fブレーキパッド&ローター交換 ¥10,200 | |
ミッションマウント等交換 ¥19,380 | |
タイミングベルトKIT 7701477014 ¥19,800 | |
ウォーターポンプ 210105296R ¥20,000 | |
リヤカムシャフトシールA 7700106271 ¥2,200 | |
リヤカムシャフトシールB 7700274026 ¥890 | |
クランクプーリー 8200392683 ¥6,400 | |
ベルト&プーリー 7701477517 ¥19,800 | |
ミッションマウント 8200089697 ¥7,880 | |
エンジンマウント 8200310825 ¥19,300 | |
トルクロッド 8200151995 ¥7,600 | |
クラッチKIT 7701477017 ¥37,400 | |
クラッチケーブル 8200694036 ¥13,700 | |
ブレーキローター DIXCEL PD (社外部品) ¥23,000 | |
Fブレーキパッド DIXCELプレミアム (社外部品) ¥10,000 | |
他オイルやLLC・ACガス等 | |
整備後のカングーはというと、クルマが軽快になった感じ。クラッチペダルが | |
踏力が軽くなってるのも一因かも。もともと左ハンドル車より若干重めの | |
クラッチですが、やはり経年変化でシコタマ重くなってたようです。 |
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マウント類を交換したことで無用なエンジンの振れが少なくなってるのも軽快 | |
さの要因かもしれません。 | |
とはいえ、クラッチの重さは2日程で軽いと感じなくなりましたケドね。 | |
■ブレーキ鳴き |
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ブレーキの慣らしも終えてアタリもついた頃、ブレーキを軽く踏むと盛大に | |
「キ〜〜〜!!」と。強く踏み込めば大丈夫ですが、パーシャル域ではかなりの | |
音量で鳴いてるもようです。よくよく耳をすましてみると、通常走行時にも | |
パッドを引きずってるような音が連続的に聞こえてきます。 | |
効き自体は問題ないんですが、さすがに深夜の住宅街では気がひけるほどの | |
音量でしたのでチェックに出しました。 | |
キャリパーのスライドピンの清掃と交換したブレーキパッドの面取り及び、パッド本体 |
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の塗装も少し削ってキャリパーとの引っかかりをなくしてもらったところ、とりあえず | |
収まったもよう。これでしばらく様子見してみます。 | |
後日、やはり鳴き出しました。問題は他にもあるようです。経年劣化だと思いますので | |
オーバーホールが必要な時期なのかもしれません。 | |
■その他 | |
サイドブレーキのストロークが増えてきた上にブレーキもペダルの奥側で効くような | |
感じがあったので、リヤブレーキのクリアランスを調整しました。 | |
サイドブレーキで1ノッチ分詰めてみましたが、結果は上々でペダルタッチもガッチリ | |
した感じになりました。ついでにリフトで持ち上げたときに下回りを色々チェックして | |
みると、左のミッション側シャフトブーツにオイルが・・・大きく裂けてるわけでは | |
ないようですが、中のミッションオイルが漏れてきているのは確かなので、早い内に | |
交換等対策が必要のようです。 | |
前回作業したヘッドライト、1年弱様子を見てみた感じでは問題はでてません。レンズ面のクリア層もいまだキレイな |
状態を保ってますし、改善したレフ面も若干白くはなってるような気はするものの、アルミテープを貼って対処したので |
プラスチックの地が出ることもなく、光量不足になってる様子も無いようです。これはこれで良い報告ですね。 |