■ヘッドライト改装                         183,550km(2011.5.20)■

 

   
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
パンダ顔になりました
 
 
■まずはオイル交換とか・・  
 
SBTさんとこでオリジナルブランドのオイル作ってみましたとのこと。
ちょうど交換の時期もきてましたし、モノは試しということで、エンジンとギア
オイル両方の交換をお願いしました。
エンジンオイルは5W-50、ミッションオイルは75W-90です。原油原価の高騰
やらで値段はちょい高めですが、良いものなら試す価値あります。
 
   エンジンオイル オリジナル5W-50      4.8L   ¥14,400
   エレメント交換                     ¥1,600
   工賃                          ¥1,500
   ミッションオイル交換 オリジナル75W-50   3L    ¥9,000
   工賃                           ¥2,500
 
 
前回まで入れてたASHと比較すると、エンジンオイルはちょっとネットリ系、
ギアオイルは寒冷時チョー固いというトコはASHと似てますが、暖まると具合が
非常によろしうございますね。個人的意見からするとギアオイルが気にいって

ます。これからもっと暑くなるので、固いのは解消されますし、何よりシフトの

タッチが良くなりました。これはお勧めです。
 
■プラパーツ塗装
 
さすがに年期入ってきましたので、モールやらの無塗装梨地プラパーツが白濁
してきてます。この白濁がイイという奇特な好みの方もいらっしゃいますが、

写真が本業のせいか黒がグレーになってしまりがないのはナントモ納得というか

ほっとけないんですね。ということでいっそ塗装してみようと思いたちました。
白濁解消としてはそれ専用のコート剤等もありますが、長期間持つものではない
ということと、元の色がヌケてきているのでツヤ消しの黒で塗装しました。

各パーツは車体から取り外して塗装します。

 
 
外したパーツは柔らかい真鍮ブラシで汚れ等を落として洗浄し、まず

上塗り塗料の密着性をあげるためにプラスチック用のプライマー(バン

パープライマー)を吹きます。乾燥後上塗り。
ツヤ消しなので吹きムラは出にくいんですが、薄めに何度も塗っていく
ほうがよりキレイに仕上がります。
塗料はカーショップ等で手に入る補習用の缶スプレーを使いました。
ヒマなときに1箇所ずつ外して塗っているので、いまだに全部塗り終え
てませんが、やはり黒は黒くあったほうが気分が良いですね。

 

 

■ヘッドライト改装
 
過去に一度交換してるヘッドライトユニットですが、やはりというか

レンズ面の曇りとマルチレフ面の焼けが酷くなってきました。

HIDバルブからは紫外線が出るらしく、それが劣化を加速させてるよ
うです。ということは、また新品にしても同じ結果を産みますので
ここはそれ以外の方法で改善を試みてみました。
これは以前から画策してましたので、前回交換したヘッドライトは

双方ともそのまま保管しており、それと使用中のものとニコイチする

カタチで作業をすすめます。
       
何故ニコイチなのか。これは国産車等と違い、レンズ面が本体にシリコン剤で固定さ
れている故に双方キレイに分離することが事実上不可能な為です。
国産車の多くはブチルゴム系で接着シーリングされているので100°C程に加熱すると
分離させることが出来ますが,シリコン系の今回の場合は前後切断しかありません。

しかも両方とも使える状態で分離するのは無理だとわかってたので、保管してたもの

からはレンズと中枠部分、使用中のものからは本体とレフ部分を再利用することで
再生をはかります。
曇ったレンズは600〜3000番の耐水ペーパーでキズやくすみを落とした後、市販の

レンズコート剤で処理したところ、かなりクリアーになりました。

キモは最後に行う表面の樹脂コートのようです。曇りというのは表面
の微細なキズによるものなので、コートすることによって滑面化させ
透明度も向上できるようです。

 

中枠はそのままだとオモシロクないので、メッキカラーというもので
着色してみました。ブラッククローム仕上げです。通称黒目や赤目と
いったエクスプレス用他のヘッドライトと微妙に異なる仕様ですね。
ダイヤワイト株式会社の、その名もメッキカラーという缶スプレーで

メッキ地にそのまま塗装するタイプの塗料です。

 
問題の焼けのあるマルチレフ部分ですが、プラスチックに蒸着メッキ

されており、業者による再メッキも可能のようですが、また同じ結果

になることも考えられるので、今回はチープな方法でいきます。
レフの形状にあわせてカットしたアルミテープを貼り込んでいく方法

で、テープは耐熱316°CというScotch製を用意しました。

型取りはマスキングテープをレフ面に貼ってマーカーでトレース、
剥がしてアルミテープに貼付けてカットしレフ面に貼り込みました。
テープ表面はそんなに鏡面ではありませんので、コンパウンドで
入念に磨いてやるとかなりよくなります。左下の画像は磨く前です。

 

どう見ても何もしないよりはマシですね。車検は大丈夫ですかね?
 
この後は中枠を取付けてレンズをシリコンシール剤で接着乾燥して
ほぼ終了です。車体に戻して配線、点灯試験をして光軸をチェック
しました。

 

明らかに明るくなってますね、当然といえば当然ですが。配光も問題
ないようです。
黒目化したことでクルマの顔が引き締まったようです。レンズ面も
キレイになったので、チョイ旧いクルマが若返ったように見えます。

 

■クーラント漏れ
 
ラジエターのアッパーホース取付部からクーラントがにじんでました
ので、取外して清掃。ちょこっとホースの先端を詰めてもとに戻し
ました。ホースとクランプの劣化のようです。交換したいところ。

とりあえずは問題なくなってます。

 
■マフラー補修
 
どこかのブログでも話題になってますが、ウチのでもとうとう症状が

でるようになりました。距離走ってるので寿命ですね。

しかし交換しようにも国内在庫無しということ、なのでとりあえず
溶接で補修しておくことにしました。とりあえずが多いな。