■カングーオーセンティック |
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詳細はRXE最終回で報告した通り、今回は仕事車への適正化とその他気になった点をつらつらと。 |
適正化記事は後ほどにして、ちょっと乗ってみた感想から。 |
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ドアをあけシートに座ってみると、廉価板のシートではあるがそんなにひどくはなさそう。ポジションを合わせてみる。 |
メーター下がステアリングに隠れて見えない。座面はちょっと低めなのかもしれない。このへんは使い込んでシートが |
へたってくると問題になりそうな感じ。ま、スポンジシート追加程度で対応できそうなので先送り。 |
以前の左ハンドル車に比べると、ペダル位置が全体的に手前側にシフトしている感じ。またABCペダルそのものも |
右にシフトしているようでちょっと違和感。そのせいかペダルにあわせてシート位置を調整するとシフトレバーが |
遠く、特に1速・リバースへは出し入れしにくいだろうと思えます。逆にシフトレバーやステアリングホイールに |
合わせると足がキツく、妥協点を探す必要がありそう。 |
アクセルペダル位置が高くて、ブレーキペダルとの高さ位置関係があまりよろしくない。若干の手直しが必要。 |
左ドアミラーの視界が狭く、左右で見え方が異なるのはいかがものか。以前のRXEでは左右同じモノでした。 |
ただし、ドアミラーユニット自体が完全に可倒式になったのはマルですね。 |
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走りだしてみるとナカナカ。まだ慣らし中であり、1.6Lになって増加した20馬力分の余裕はそんなに感じることは |
できてませんが、かなりヒタヒタと走る。高速巡航は全然問題なさそう。ボディ剛性が増しているのも影響してるかも |
ネットでも話題になっていたブレーキの感触がよろしくない。アタリがでてくればもっと良くなるかもしれないが |
初期制動が甘い。といって踏み込んでいくと今度はカックンブレーキになる。RXEのブレーキとはえらい違い。 |
パッドのメーカーによる個体差なのかABSやESCの影響なのかわからないが、ここはちょっと詰めていく必要があると |
思われます。 |
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■適正化作業いろいろ |
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オーディオレスですから、手持ちのice>Linkが使えて |
iPodを接続できる、SONY製CDX-R3310Sをセレクト。 |
これとは別にオーディオ取付キット、アンテナ変換キット |
カプラ接続するのならば配線キットが必要となります。 |
またiPodを設置固定する方法も考える必要があります。 |
今回は既存の配線に割り込ませる方法で接続しました。 |
配線はオーディオのところまできてますが、ice>Linkや |
変換キット等をオーディオ裏に仕込むのはスペース的に |
かなり苦労することになります。メーターカウルを外して |
裏側に手を入れられるようにして作業するとラクです。 |
カーナビを取り付ける場合は車速パルスをとるのに |
どのみちメーター外す必要ありますから、一緒にやって |
しまうほうが手間にならず得策と思います。
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ちなみに車両側に黒いケーブルのみのカプラがありますが |
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iPod本体は市販のスタンドを使ってサイドブレーキレバー下に設置。 |
内装用の両面テープとベルクロテープで固定します。 |
曲送りや音量はオーデイオ本体でできますが、プレイリスト選択等は直接 |
操作することになります。場所故に操作しにくいのではと考えがちですが、 |
本体の操作は停車時以外はできないので問題なしです。 |
キーオフで停車中は勝手に充電までしてくれます。バッテリーの弱った |
iPodは車載にかぎりますね。 |
車体にスピーカーへの配線は引いてありますが、スピーカーは購入の必要が |
あります。今回も前車で使ったカロッツェリアの2way10cmを使いました。 |
サウンド的にはフツーです。車体構造上低音が出せるスピーカー構造を |
とれないためこんなものでしょう。純正オーディオとさして変わりません。 |
純正にあるコラムリモコンがないだけ不便ですね。とはいえ使い方としては |
iPodをかけっぱなしになるでしょうから問題はないかなと思ってます。 |
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カーナビ取付は車速パルスの取出が新顔カングーから変更になっていて |
メーター裏にある2つのカプラーのうち、15Pのほうの13番ピンク色の |
ケーブルに接続します。ケーブルが細いので圧着式コネクターだと接触 |
不良になる可能性がありますので注意です。 |
その他の電源系はオーディオ配線から分岐させました。 |
モニターは市販のステイを使ってダッシュボードに固定。 |
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正面に真っ直ぐに取付けすると、写り込みが結構出るので |
運転席側に向けてセット、上下は気持ち下向きにします。 |
こうすれば妙な反射や写り込みから確認性が落ちるのを |
押さえることができます。ちょっと高めにセットしたんで |
モニター下のペン置きに使える凹みがそのまま使えます。 |
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運転席側パワーウインドウSWもコストカットに伴って |
ワンタッチオープン機能が省かれたものになっているので |
これも交換。交換そのものは上に引っこ抜いて差替える |
だけです。 |
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パーツNo. 820 009 0316 |
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HID化も早々に行いました。機器は例のPIAA製のものです。 |
一度組んだことのあるユニットだったので、施工は簡単だと |
思ってたんですが、配線面でわりと難航しました。少し改造 |
する必要があります。 |
HIDバルブはH4バルブと置き換えでセットできます。 |
もしも他のメーカーや他機種のものを使用する場合は、 |
HIDバルブ後方の直径が小さいものを選んだ方が加工が |
少なくて済みます。というのもバルブにゴムブーツを被せ |
て防水しますが、サイズが大きいと無加工ではセット出来 |
ません。PIAA製のコレは直径がH4より1mm大きいだけ |
なので無加工でセットできます。また、本体取付け時に |
バルブを押さえるクリップの片側をヘッドライトユニット |
本体から外しておいててから組み付けないと入りません。 |
バラスト、リレーを適当なところに固定、プラスとアースをとって車体側のヘッドライトカプラと接続すればOKですが |
今回はここで問題が発生しました。ライトオンでメーターインジケーターのHiとLoが同時点灯表示をし、Hi/Loの切替の
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誤作動が起きるのです。他の症状をたどっていくと以下のようになります。 |
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ライトオンでインジケーターがLo/Hi同時点灯する |
パッシング動作は問題なく作動 |
Loビーム点灯からHiにすると左側がHiに切替えしない Loのままになる |
HiからLoにしても同様、Hiになったままになる |
その後ライトを消灯してからパッシング動作させると両方ともLoにもどる |
HID単体で車外点灯試験をすると、問題なくHi/Lo切替えできる |
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ということで、車両側のシステムや配線に問題がありそうだということでたどっていくと一つ気になる点がありました。 |
Loビーム点灯時にもHi側に若干の電気が流れているということです。普通のH4バルブならば、Hi側がほのかに点灯する |
くらいで済むのですが、Hi/Lo切替えの信号としてバルブへくる電気を使っているHIDシステムはこれが苦手なようです。 |
これを解決させるにはHIDの配線を車体から完全に独立させるすべきと考えて、リレーシステムを組んでみました。 |
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