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まずは乗り込んで、第一印象からいきましょう。
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シートの高さがエクスプレスに比べ高くなってます。が、国産1BOX車にありがちなよじ登るという |
感じではなく、普通に腰をおろせばシートがそこにあるという感じ。変に低すぎるということもなく |
乗り降りはかなり安易です。配達等のことで使われることの多い働くクルマ、そういったクルマの
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本質を良く理解しているルノーらしいといえばそうかもしれません。 |
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操作系は著しく軽くなっており(とはいえパワステは重めですが)音振対策もすすんだのか結構静か。 |
煩いクルマの中ではオーディオなんか最小限でいいと日頃思っていた自分も、ここまで静かだと |
良い音が欲しくなりそうです。 |
事実、純正オーディオは褒められた音とは思えません。スピーカーを良くすればいいかも。 |
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操作は軽めといってもパワステはしっとりとした感触をもっていて程よい重さ。シフトレバーは |
ルノー伝統芸のロッドリンケージによるもので、ダイレクト感のある確かな感触でポイント高し。 |
ブレーキは以前のモデルに比べて飛躍的に効くようになってますが、初期制動がもちっとイイと |
扱いやすくなると思いますね。渋滞での微速時等でカックンしやすいです。 |
クラッチは例によってワイヤーコントロール式ですが、レバー比の変更によるものなのかホントに |
軽いです。弊害としてミートポイントがつかみにくくなってますが・・。 |
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視界はかなりよく、エクスプレスが後部視界がほとんど絶望的に悪かったのに比べ、カングーでは |
左右比対称ドアになってピラーも細くなってるおかげで死角も減ってます。 |
ただ、Aピラーは太くなってて左カーブとか注意が必要ですね。 |
車両感覚もちょっと慣れが必要です。 |
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