■カング〜がやってきた!! 納車編        59km(2001.2.26)■

2001年2月26日、予約から5ヶ月を経てよ〜やくやってきました、カング〜が(^^)
自分にとって初めての新車であり、2台めの並行輸入車であり3台めのルノー車にあたるクルマは、
営業にルノー仲間がいた愛知県豊橋市にある『カーボックス・ヨシダ(現 カーボックス)』から、
自分の住む福岡でメンテ等をお願いしている「ルノー福岡中央』を経由して購入しました。
 
 2000年年式でグレードはRXE、1.4Lのガソリン
 仕様(K7J)でエクステリアは純正選択オプションの
 リア観音ドアとジラフォンと呼ばれる、上に開く
 リア上部ドア(樹脂製未塗装)の組み合わせ。
 ボディカラーは1999年までの純正色であった色の
 オレンジにしました(オプションカラー扱い)。
 
 この年式から左右スライドドアを装備し、後部横
 ドアのなかった以前の愛車エクスプレスに比べて
 はるかに使いやすくなってます。
  
前席両側エアバッグやインパクトビーム内蔵ドア、
後ろセンターにはISOFIXというワンタッチ式の
チャイルドシート固定アンカーを装備し、ABSも
オプション扱いですが装備可能という、まぁ現代
のクルマですな。
 
トゥインゴ譲りなのか和み系のファニーな外観は
ポップな色ともマッチしますね。

ソリッドカラーが人気と聞いてますが、解る気が

します。
 
まずは乗り込んで、第一印象からいきましょう。
シートの高さがエクスプレスに比べ高くなってます。が、国産1BOX車にありがちなよじ登るという
感じではなく、普通に腰をおろせばシートがそこにあるという感じ。変に低すぎるということもなく

乗り降りはかなり安易です。配達等のことで使われることの多い働くクルマ、そういったクルマの

本質を良く理解しているルノーらしいといえばそうかもしれません。
 
操作系は著しく軽くなっており(とはいえパワステは重めですが)音振対策もすすんだのか結構静か。
煩いクルマの中ではオーディオなんか最小限でいいと日頃思っていた自分も、ここまで静かだと
良い音が欲しくなりそうです。
事実、純正オーディオは褒められた音とは思えません。スピーカーを良くすればいいかも。
 
操作は軽めといってもパワステはしっとりとした感触をもっていて程よい重さ。シフトレバーは
ルノー伝統芸のロッドリンケージによるもので、ダイレクト感のある確かな感触でポイント高し。
ブレーキは以前のモデルに比べて飛躍的に効くようになってますが、初期制動がもちっとイイと
扱いやすくなると思いますね。渋滞での微速時等でカックンしやすいです。
クラッチは例によってワイヤーコントロール式ですが、レバー比の変更によるものなのかホントに
軽いです。弊害としてミートポイントがつかみにくくなってますが・・。
 
視界はかなりよく、エクスプレスが後部視界がほとんど絶望的に悪かったのに比べ、カングーでは
左右比対称ドアになってピラーも細くなってるおかげで死角も減ってます。
ただ、Aピラーは太くなってて左カーブとか注意が必要ですね。
車両感覚もちょっと慣れが必要です。
 
 大きなドアミラーは最近主流の外側の曲率が異なるタイプ。
 死角は減ってますが、私的にはもっと広く見えて欲しいところ。
 このへんは今後のモデファイで対応したいと思います。
 
 着座位置はちょい高めでアップライトなポジション。
 シートは大柄で疲れにくい品ですが、個人的には腿へのあたりが
 もっと少ないほうが好ましいです。
 このシート、床から座面までが結構高めなので、小柄な女性等は
 足が届かないんじゃないかな?と思えるくらいです。
 
 インパネや内張はプラスティッキーそのもの。
 バンから派生した働くクルマらしい割り切りとでもいいますか、
 ま、そのほうが汚れとか気にせずガンガン使えますから。
 そ〜いやカーペットもビニール?ゴム?みたいですなぁ。
 良く見りゃ布張ってあるのシートだけですな。天井はアレか。
 
 と、いうことで長期テスト車に迎えられたルノー・カングー、
 メンテナンス情報を手始めにモデファイ等もレポートしていく
 予定にしてます。