■メルトダウンしたブロワSWの改良          90,000km〜■
 
福岡からフレンチ・ブルー・ミーティングに参加するため、高速道路をエアコンつけっぱなしで
(98年は台風が接近してて大雨だったのです)ぶっつづけで走行してたら、ブロワースイッチが
OFFにならなくなってしまってました。
スイッチを引き抜いてみると、そこにはカプラー部が融解したSWの成れの果てが確認できました。
許容量をこえた電流が流れたのか発熱し融解、スイッチと融合(^^)したものと思われます。
 
主治医に相談してみると、エクスプレスに限らずこの時期に日本で正規販売されたサンク系は
エアコンを国内で加工して装着しているために、SWの許容をこえた配線等がみられるとのこと。
事実、このSW融解の症例はかなり発生したらしく、ディーラーにも対策法の連絡があったようなん
ですが・・・。

ま、その対策法というのが、その配線にリレーを組み込んでSWにかかる負担を軽減しようというもの

です。
 
 
ブロワースイッチに揃えて、風量Hi・Loおのおのに1個づつ2個のリレーを新設します。

容量は30Aくらいの大きめのものを使用します。溶けたSWは新品か、代用可能なON/OFF/ONの

トグルスイッチ等を用意します。スイッチ自体も容量があるていど大きめのものを使用したほうが
よさそうです。
本来ブロワースイッチに繋がっていたケーブルを分配し2つのリレーをコントロール、SW本体に
かかる負担をリレーによってまかなわせるように配線します。
リレー本体はメーター裏の開きスペースに固定します。写真ではビニールテープでグルグル巻に
なってますが(^^)、これは危険ですんでキチンと収縮チューブ等で絶縁したほうが良いです。
 
これ以後、スイッチに関するトラブルは解消されました。見た目はアレですが・・。